「屋内配線」とは?施工には資格が必須!

電気工事とは?施工のためには資格が必須!

“電気” は現代社会において、無くてはならないもの。言い換えれば、電気が無ければ我々は生活ができません。

水道やガスとともに、”電気”は無くてはならない大切なライフラインの一つ。
その電気が使えるようにするのが「電気工事」であり、家やオフィスなどの建物内で「屋内配線」することで生活や仕事ができます。

そこで、電気工事の屋内配線とは実際に何を行っているのか?
と、既に屋内配線が完了した建物に入居するので、どんな工事が行われているのかご存知の方は少ないかと感じます。

ということで今回は、電気工事の説明と、その中の「屋内配線」に注目して工事内容など簡単にご説明いたします。

▶︎目次

1.そもそも「電気工事」とは?施工のためには資格が必須!

単に「電気工事」といっても、どんな工事なのか正確にご存知の方は少ないのでは?

そもそも電気工事とは、建築工事の中で送電線、配電盤、電灯、電力機器などの電気設備の工事を行う専門工事のことを指します。

さらに、電気工事の「電気工事士法」の中での電気工事とは「一般用電気工作物または自家用電気工作物のうち最大電力500kW 未満の需要設備を設置・変更・撤去する工事」となります。

電気工事とは?施工のためには資格が必須!

電気工事を施工・管理するためには資格が必須!

また、電気工事士法では、電気工事の施工や管理を行うためには、以下の資格が必須。
基本的に、資格がない人は電気に関する工事はできません。

  • 電気工事士
  • 電気主任技術者
  • 電気工事施工管理技士
  • 電気通信主任技術者

と、4つの国家資格があり、他にも民間や公的機関の資格はありますが、基本は必要に応じて以上の4種類の資格が必要になります。

実際に施工を行うには「電気工事士」は必須。

電気工事士は電気工作物の工事をする資格者。その電気工事士は、以下のように「第一種」と「第二種」に分類され、保有している資格によって工事できる範囲が異なります。

第一種電気工事士

事業用電気工作物で最大電力500キロワット未満の需要設備。工場やビルなどの大きな電気設備に従事。

第二種電気工事士

一般用電気工作物。一般住宅や小規模な店舗などの電気設備工事に従事。

住宅やオフィスの電気工事を行っている作業員は、原則「第二種電気工事士」を持っていないと施工はできません。

電気工事の種類

次に、電気工事の種類は様々ですが、大きくは以下の2種類に分類されます。

  • 引込線工事
  • 屋内配線工事

いずれも、家やビルなど全ての建物の「電気の通り道」を整備するための工事です。

引込線工事

引込線工事は、電柱から電線を家庭やオフィスビル、病院、学校などの建物に、電柱に吊り下げられている変圧器から建物までの電気の通り道を整備します。

街中で見られる電柱に昇る、リフトを使うなどの作業している工事が引込線工事です。
基本的な作業は、電気容量に適した電線サイズへ変更したり、古くなった電線を張り替えたりしています。

屋内配線工事

屋内配線工事は、次項で詳しくご説明いたしますが、建物まで届いた電気の電線を、機器やコンセントに配線し、実際に使える状態にする工事になります。

ここまで、電気工事について簡単にご説明しました。
家やオフィスで屋内配線工事を行うには「第二種電気工事士」の資格が必要となり、実際に電気が使えるようにするための「電気の通り道」を整備しているのが電気工事になります。

2.屋内配線工事とは?作業内容と作業手順を簡単解説!

そこで、家やオフィスビルなどで電気が使えるようになるには「屋内配線工事」が必要。

屋内配線工事とは?作業内容と作業手順を簡単解説

その屋内配線工事とは、簡単には建物の屋内で行う配線工事。
主電源からVVFケーブルというケーブルを家中の壁や天井に張りめぐらせて、コンセント、スイッチの設置、照明や電化製品などの各機器に繋ぐのが屋内配線になります。

VVFケーブル、正式には「600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形」のケーブルで、低圧屋内配線で一般的に使用される電線。通っている線の数で2芯、3芯、4芯と3種類に分かれています。

屋内配線工事の作業手順

屋内配線は主に建物内で行う工事となり、基本的に以下の手順で進められます。

手順➀ 屋内に電線を固定する

建物まで届いた電気の電線は、もちろん電気を供給源となる重要な電線なので、建物内のしっかりした場所に固定する必要があります。

その際、配線の拠点になるのは天井裏。そのため、天井裏の根太や梁に固定するのが一般的なようです。
固定するときは電線(VVFケーブル)を専用の金具で固定します。

手順➁ 分岐点を作る

建物に複数の部屋がある場合、ケーブルを分岐して電線同士を繋ぐ工事が行われます。

一般的に差込コネクターを使用すればケーブルの分岐は簡単にできるものの、作業を行うには電気工事士の資格が必須です。

手順➂ ケーブルを各機器に繋ぐ

各部屋までの配線が終われば、最後にコンセント、スイッチ、照明や電化製品などにケーブルを繋ぎます。

コンセントやスイッチなどを設置したい場所までケーブルを引っ張ってきたら、あとはコンセントやスイッチボックスの裏にある穴に電線を差し込んで配線は完了です。

一般的に屋内配線は以上の手順で行われ、オフィスビルでは主に照明とコンセント/スイッチなどの配線工事を行います。

3.まとめ

今回は、電気工事とは何か、屋内配線とは何かについてご説明いたします。

基本的に屋内配線工事および管理は、資格が必要となり、一般的に住宅やオフィスの施工にあたっては「第二種電気工事士」の資格が必要になります。

屋内配線工事は「電気の通り道」を整備するためのもの。
建物まで届いた電線を、固定~分岐~各機器に繋ぐという手順で工事が行われます。

実際に屋内配線をしている状況を見る機会はないと思いますので、屋内配線とはどんな工事なのかだけでも知っていただければ幸いです。

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